福島県の温泉街13

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いわき湯本温泉

いわき湯本温泉

福島県5施設

福島県いわき市常磐湯本町に湧くいわき湯本温泉は、1300年以上の歴史を持ち、有馬温泉・道後温泉と並んで日本三古泉に数えられる温泉地です。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で源泉温度は58℃、湧出量は毎分5.5トンにのぼり「美人の湯」として親しまれてきました。JR常磐線の沿線では唯一の温泉地で、湯本駅から徒歩圏に共同浴場さはこの湯や足湯広場が並びます。かつての常磐炭鉱の歴史を受け継ぐスパリゾートハワイアンズも近くにあります。

中ノ沢温泉

中ノ沢温泉

福島県3施設

福島県猪苗代町、磐梯山と安達太良山にはさまれた高原にある温泉地。湯はこの地で湧いているのではなく、約4km離れた沼尻元湯から引かれている。沼尻元湯の湧出量は毎分13,000リットルを超え、単一の湧出口としては国内最大級とされる。泉質は酸性・含硫黄–カルシウム・アルミニウム–硫酸塩・塩化物泉でpHは2前後。日によって無色透明から白濁、緑がかった色へと表情を変える。旅館や民宿が国道115号沿いに並び、たこ坊主と呼ばれる中ノ沢こけしの産地としても知られる。

二岐温泉

二岐温泉

福島県5施設

福島県天栄村、二岐山(標高1,544m)の東麓を流れる二岐川沿いに湧く山あいの温泉。開湯は1200年以上前と伝えられ、ブナの原生林に囲まれた数軒の宿が渓谷沿いに点在する。泉質はカルシウム–硫酸塩泉で、源泉温度は宿により42度から62度と幅がある。川底の甌穴(ポットホール)をそのまま浴槽にした自噴の岩風呂が知られ、いずれの宿も自家源泉を持つ。環境大臣が指定する国民保養温泉地で、つげ義春の作品の舞台としても取り上げられた。

会津東山温泉

会津東山温泉

福島県5施設

福島県会津若松市の鶴ヶ城から南東約3km、湯川沿いに17軒以上の旅館が立ち並ぶ会津東山温泉。天平年間(729〜749年)に高僧・行基が三本足の烏に導かれて発見したと伝えられ、1300年超の歴史を誇ります。江戸時代には「天寧の湯」として会津藩の保養所となり、上山・湯野浜と並ぶ「奥羽三楽郷」に数えられた格式高い温泉。泉質は硫酸塩泉で毎分1,500Lの湯量を誇り、竹久夢二や与謝野晶子、土方歳三など多くの文化人に愛されました。

土湯温泉

土湯温泉

福島県9施設

福島県福島市の西、吾妻連峰のふもとの荒川の渓谷沿いに広がる温泉地。三方を山に囲まれた谷あいに旅館が軒を連ねる。日本温泉協会によれば泉質は単純温泉・炭酸水素塩泉・硫黄泉で、土湯・高湯温泉郷として国民保養温泉地に指定されている。土湯系伝統こけしのふるさとでもあり、温泉街の通りでは工人の製作実演を見学できる。周辺には男沼・女沼・仁田沼が点在し、4月中旬から下旬には約10万株の水芭蕉が咲く。

岩瀬湯本温泉

岩瀬湯本温泉

福島県3施設

福島県天栄村、二岐山の麓の清流沿いにたたずむ小さな温泉地。開湯は9世紀初頭、病を得た嵯峨天皇のために湯を探すよう命じられた公家の三兄弟が見つけたと伝えられる。かや葺き屋根の宿が残り、旅館は2軒ほどと規模は小さいが、旧泉質名で含土類石膏食塩泉と呼ばれたナトリウム・カルシウム–塩化物泉が湧く。地元の人が使う共同浴場と足湯があり、環境大臣が指定する国民保養温泉地にもなっている。同じ天栄村の二岐温泉や羽鳥湖高原と合わせて訪ねやすい。

岳温泉

岳温泉

福島県11施設

福島県二本松市、安達太良山の東麓に開けた温泉地。湯は安達太良山の標高1,500m付近に湧く5つの源泉を混ぜたもので、山から約8kmの湯樋を約40分かけて流し下ろして温泉街へ引いている。この引き湯と源泉を守る「湯守」が今も管理にあたる。泉質は単純酸性温泉、pH2.5で、全国でも数少ない酸性の湯。殺菌力が高く、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬にもよいとされる。安達太良山の登山口であり、あだたら山ロープウェイで山上へ上がる拠点にもなる。

磐梯熱海温泉

磐梯熱海温泉

福島県13施設

福島県郡山市の西部、五百川に沿って27軒ほどの宿が集まる温泉地。鎌倉時代に開かれ、領主が伊豆の熱海を偲んで名づけたと伝わり、開湯から800年余りを数える。病に伏した公家の娘が湯で癒えたという萩姫伝説にちなみ「萩姫の湯」「美人をつくる湯」と呼ばれる。泉質はpH9.1のアルカリ性単純温泉、泉温53.0℃で、刺激が少なく長く浸かっていられる。JR磐越西線・磐梯熱海駅を降りればすぐ温泉街で、磐梯山や猪苗代方面への拠点にもなる。

穴原温泉

穴原温泉

福島県2施設

福島県福島市飯坂町湯野、摺上川を飯坂温泉街から約2km上流に入ったところに広がる温泉地。歓楽的な要素はなく、川沿いに旅館6軒と共同浴場「天王寺穴原湯」が静かに並ぶ。古くは鯖湖の湯と呼ばれ、藤原秀郷が大百足を退治したのち、返り血で汚れた衣を泉で洗ったところ湯に変わったという開湯伝説が伝わる。西行法師も訪れて和歌を詠んだとされる。飯坂温泉の奥座敷として知られてきた。

芦ノ牧温泉

芦ノ牧温泉

福島県9施設

阿賀川(大川)の渓谷沿いに湧く芦ノ牧温泉は、会津若松の市街から車で25分ほどの温泉地。開湯は千数百年前とされ、渓谷に張り出すように大型旅館が建ち並びます。泉質は硫酸塩泉で、きりきず・冷え性・皮膚乾燥症などに適応があるとされます。温泉街には子宝の湯、足湯「足ポッポ」、渓谷を見下ろす遊歩道「いちいの小路」があり、湯上がりの散策が楽しめます。北に鶴ヶ城と会津武家屋敷、南に塔のへつりと大内宿があり、会津観光の拠点にもなります。

野地温泉

野地温泉

福島県1施設

福島県北塩原村、標高1,200mの吾妻連峰の懐に抱かれた一軒宿の秘湯。開湯は嘉祥年間(848-851)と伝わり、江戸時代には会津藩の湯治場として保護された歴史ある温泉。泉質は含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉で、pH3.5前後の酸性を含む。冬季は周辺が銀世界となり、雪見風呂と山岳の景観が魅力。猪苗代湖・磐梯山観光の拠点からも近い静かな秘湯温泉地です。

飯坂温泉

飯坂温泉

福島県8施設

福島県福島市の飯坂温泉は、奥州三名湯(鳴子・秋保・飯坂)の一つに数えられ、縄文時代にまで遡る古い歴史をもつ名湯。開湯伝説は日本武尊の東征(2世紀頃)までさかのぼり、『鯖湖の湯』の名は拾遺和歌集の歌に由来します。1689年(元禄2年)松尾芭蕉が『奥のほそ道』の旅で宿泊し、正岡子規・与謝野晶子・ヘレン・ケラーも来訪。摺上川の両岸に旅館や9軒の共同浴場(鯖湖湯・十綱の湯・仙気の湯・導専の湯・波来湯など)が立ち並び、福島の奥座敷として賑わいます。泉質は単純温泉。福島交通飯坂線・飯坂温泉駅から徒歩0分、東北道福島飯坂ICから車で約15分。

高湯温泉

高湯温泉

福島県10施設

高湯温泉は福島県福島市、吾妻山の東裾、標高約700mに湧く温泉地です。泉質は硫黄泉。源泉の数が多く湧出量が豊富で、動力に頼らず自噴する源泉をそのまま引く宿が並びます。山々を見渡す露天風呂が持ち味で、国民保養温泉地に指定されています。宿は9軒ほどの小さな温泉地ですが、共同浴場「あったか湯」があり日帰りでも湯に触れられます。JR福島駅から福島交通バスで約40分、磐梯吾妻スカイラインの入口にも近い山あいの湯どころです。

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