長野県の温泉街15

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下諏訪温泉

下諏訪温泉

長野県4施設

下諏訪温泉は、諏訪湖の北岸にある下諏訪町の温泉地です。中山道と甲州街道が合流する唯一の宿場町であり、諏訪大社下社秋宮・春宮の門前町でもあります。町内には二十か所ほどの源泉があり、旦過の湯や遊泉ハウス児湯など十軒近い共同浴場が今も暮らしのなかで使われています。江戸時代には温泉のある宿場として大名や旅人が湯を使い、皇女和宮も立ち寄りました。街道の面影を残す通りを歩きながらの外湯めぐりが楽しめます。

別所温泉

別所温泉

長野県11施設

長野県上田市塩田平の西側、標高570mに湧く別所温泉は、『枕草子』に「湯は七久里」と詠われた信州最古・日本最古級の温泉地(約1400年前の日本武尊伝説)。泉質は単純硫黄泉(低張性アルカリ性高温泉)で、美人の湯としても知られ、3つの外湯(大湯=木曾義仲・大師湯=円仁・石湯=真田幸村ゆかり)が今も残る。周辺には北向観音(厄除観音)・安楽寺(国宝八角三重塔)・常楽寺の塩田北条氏ゆかりの古刹が点在し「信州の鎌倉」と称される。2020年に文化庁「日本遺産」認定。上田電鉄別所線終点。

戸倉上山田温泉

戸倉上山田温泉

長野県3施設

戸倉上山田温泉は長野県千曲市、千曲川の両岸に広がる温泉街です。1893年(明治26年)開湯の戸倉温泉と1903年(明治36年)開湯の上山田温泉が並び、現在はひとつの温泉地として扱われます。泉質は硫黄泉で、源泉温度は戸倉側48.9度、上山田側57.2度。なめらかな湯ざわりから「美肌の湯」と呼ばれ、善光寺参りの帰りに立ち寄る「精進落としの湯」として親しまれてきました。7つの外湯めぐりや姨捨の棚田、森地区のあんずも近くにあります。

昼神温泉

昼神温泉

長野県3施設

長野県阿智村、山深い谷あいに湧く温泉郷。1990年代に湧出が確認された比較的新しい温泉で、星空の美しさで知られる阿智村の観光拠点。泉質はpH9.7のアルカリ性単純硫黄泉で、古い角質を除去し肌を滑らかにする「美人の湯」として評判。毎分約2,000Lの湯量と全国有数の高アルカリ性。星空ナイトツアーやヘブンスそのはら天文台も人気。

沓掛温泉

沓掛温泉

長野県3施設

沓掛温泉は、長野県青木村の山あいにある小さな温泉地です。開湯は平安時代とされ、信濃国司の滋野親王が眼病を癒やしたことから薬師堂が建てられたと伝わります。裏山の姿が京都の小倉山に似ていることから、共同浴場は小倉乃湯と呼ばれてきました。宿は二軒ほどと規模は小さいものの、硫黄泉のやわらかな湯が地域の暮らしに根づいており、共同浴場の脇には温泉で野菜を洗う場が残ります。一九七〇年に隣の田沢温泉とともに国民保養温泉地に指定されました。

浅間温泉

浅間温泉

長野県13施設

長野県松本市、松本城から北東へ約4km、松本盆地を見下ろす高台にある古湯。奈良・平安時代の「束間の湯(筑摩の湯)」に起源を発し、鎌倉時代には守護北条氏の「御殿の湯」として発展。松本城に最も近い温泉地として「信州まつもとの奥座敷」と呼ばれる。泉質はアルカリ性単純温泉でpH8.6、飲泉も可能。21軒の宿と3つの日帰り施設が並び、松本城・上高地・乗鞍高原観光の拠点です。

渋温泉

渋温泉

長野県2施設

長野県下高井郡山ノ内町、志賀高原の麓に湧く温泉地。奈良時代の上人により開湯されたと伝わる古湯で、江戸時代の温泉番付にも名を連ねる名湯。温泉街には9つの外湯(初湯・笹の湯・般若の湯・金鹏の湯・初盃の湯・目洗の湯・真田の湯・竹やぶの湯・渋大湯)が点在し、「九湯めぐり」で湯巡りが楽しめる。泉質は含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉で、美肌効果があるとされる。

湯田中温泉

湯田中温泉

長野県6施設

長野県下高井郡山ノ内町、夜間瀬川の段丘上に旅館や商店が並ぶ湯田中温泉。開湯は約1350年前と伝えられ、僧・智由が発見してこの湯を「養遐齢(ようかれい)」と名づけたという由来が残ります。山ノ内町の資料では主たる泉質は塩化物泉・硫酸塩泉で、源泉温度は65〜93度と高温。湯田中・新湯田中・星川・穂波・安代の5地区にそれぞれ源泉があります。長野電鉄・湯田中駅から徒歩2分と近く、地獄谷野猿公苑や志賀高原・北志賀高原への玄関口としても使われています。

白骨温泉

白骨温泉

長野県4施設

長野県松本市、乗鞍岳と上高地に挟まれた中部山岳国立公園内、標高約1400mの湯川沿いに湧く山の湯。湧出は鎌倉時代と伝わり、江戸時代には胃腸病の湯治場として栄えました。泉質はカルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉と硫化水素型の硫黄泉で、炭酸カルシウムを多く含む湯が空気に触れて乳白色に変わります。14の源泉のほとんどが自噴で、総湧出量は毎分2500〜2600L。昭和49年に国民保養温泉地に指定されました。

美ヶ原温泉

美ヶ原温泉

長野県8施設

長野県松本市の東、里山辺の山裾に湧く温泉地。名前から高原の温泉と思われがちですが、松本市街から車で約15分の場所にあり、美ヶ原高原とは別の温泉地です。奈良時代から知られる古湯で、かつては「束間の温湯」と呼ばれ『日本書紀』にその名が記されています。松本城主が通った「松本の奥座敷」として親しまれ、国民保養温泉地に指定されています。泉質は無色透明の弱アルカリ性単純泉で、自律神経不安定症・不眠症・うつ状態への効能が挙げられています。JR松本駅からバスで約20分、長野自動車道松本ICから車で約20分。

蓼科温泉

蓼科温泉

長野県3施設

蓼科温泉は、北八ヶ岳の西麓、標高千二百メートルから千五百メートルの高原に湯が点在する蓼科温泉郷の中心です。滝ノ湯川に沿って滝の湯、親湯、小斉の湯などの宿と日帰り施設が散在し、蓼科湖の湖畔が観光の起点になります。泉質は源泉ごとに異なり、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉や単純温泉、炭酸水素塩を含む冷鉱泉などが確認されています。ビーナスラインが通る高原らしく、夏は避暑、秋は紅葉、冬は雪景色と季節の変化がはっきりしています。

諏訪湖温泉郷・上諏訪温泉

諏訪湖温泉郷・上諏訪温泉

長野県8施設

長野県諏訪市の諏訪湖東岸に湧く上諏訪温泉は、諏訪大社の門前町・甲州街道の宿場町として古くから栄えた全国屈指の湯量を誇る温泉郷。1817年の温泉番付で『東の小結』に選ばれた歴史を誇り、江戸初期は共同温泉4か所(小和田平湯・精進の湯・湯之脇・虫湯)で賑わいました。泉質は単純温泉・単純硫黄泉で、源泉温度65℃(七ツ釜は80℃)、腰痛・関節痛・不眠症・疲労回復に効能。1928年竣工の森山松之助設計・国の重要文化財『片倉館』の千人風呂(深さ1.1m)、1983年噴出の諏訪湖間欠泉、JR上諏訪駅構内の足湯など見どころ多数。JR新宿駅から電車で2時間20分、中央道諏訪湖スマートICから車で約10分。

野沢温泉

野沢温泉

長野県3施設

長野県下高井郡野沢温泉村、標高1,650mの毛無山から続く斜面に広がる温泉地。村の名に「温泉」が付く全国でも珍しい村で、冬はスキー、夏はトレッキングの拠点として賑わう。温泉街には江戸時代から湯治場として使われてきた13の外湯があり、大湯・河原湯・熊の手洗湯・松葉の湯・中尾の湯・真湯・秋葉の湯などが今も住民組織の手で管理され、無料で入浴できる。中心部の麻釜では90度近い湯が湧き、野菜や卵を茹でる村の台所として使われている。

霊泉寺温泉

霊泉寺温泉

長野県3施設

霊泉寺温泉は、長野県上田市の旧丸子町、依田川の支流沿いにある静かな温泉地です。平維茂が鬼女紅葉を退治したのちにこの湯で傷を癒やし、寺を建てて霊泉寺と名づけたという伝承が残ります。鹿教湯温泉、大塩温泉とともに丸子温泉郷を構成し、泉質は単純温泉。集落の中心にある共同浴場は源泉かけ流しで、数少ない宿とともに湯治場の風情を今に伝えています。寺の境内には樹齢七百年を超えると伝わる大ケヤキが立ちます。

鹿教湯温泉

鹿教湯温泉

長野県3施設

鹿教湯温泉は、長野県上田市の西、内村川沿いの内山峡にひらけた温泉地です。文殊菩薩が鹿の姿になって猟師に湯のありかを教えたという伝説が名の由来で、元禄のころから湯治場として栄えてきました。泉質は弱アルカリ性低張性高温泉の単純温泉、源泉温度は四十六度です。中風によく効く湯として知られ、いまも温泉を使った療養やリハビリテーションの施設が集まる健康の郷となっています。湯端通りから五台橋を渡って文殊堂へ上る道が温泉街の中心です。

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